事務所スペースがあります。ここがハウスメーカーや工務店のプランと一番違っていた部分です。段違いに井上さんの案が優れていて、専門家の設計力の高さに感動しました。

事務所は切妻屋根の小さな家みたいになっています。

自宅に仕事場を設ける場合、リビングやダイニングでの生活音や匂いなどが問題となりますが、住居スペースとは、テラスを挟んで適度に距離感があり、半分独立しています。家からもアクセスでき、家側と事務所側から、両方から鍵をかけられるようにして、将来貸し出せるようになっています。

ホコリ防止のため、基本何かを飾ることはしませんが、オイバ・トイッカのロリポップとイッタラバードは仕事との関連性もあるので、いくつか飾っています。ロリポップは、なんだか怖くて美しいです。スコープさんの2017年のものが気に入っています。他は2004×2です。

床はモルタルです。照明は切妻の頂点に沿うように配置してあって、とてもスッキリしています。照明の光は屋根の斜めの壁で拡散されてきれいに部屋全体を照らし、影が出にくくなっています。色を見やすいようにとお願いしたのですが、光源選びも含めて、とても満足度の高い仕上がりとなりました。自分でいくら勉強しても、色温度や見え方などは、経験が無いと完成前にイメージできません。照明の専門家にお願いしてなかったら、失敗してたと思います。

スチール扉

事務所の扉は井上さん渾身の(?)作品です。といっても、普通はよくわかりませんし、来た人は誰もこだわりに気が付きませんが・・・

事務所側から扉の框は下以外見えません。

オリジナルスチール扉

私の要望は、「取っ手を見えなくすること」でした。この扉は、横の隙間に手を入れて開きます。鍵も横についています。出っ張った取っ手らしきものはありませんし、押しても開きません。初めての人が開けられないと成功です(笑)

アオダモ・コハウチワカエデ

事務所へのアプローチは短いですが、林の小径を通るような感じにできないかと、植木屋さんに相談しました。左の木はシンボルツリーのアオダモ、右はハウチワカエデです。アオダモを照らすライトも上手に隠してもらいました。久保さんが大屋根にアオダモの影がきれいに映るように、ライトの角度を微調整していた風景は忘れません。誰も気にしないし、そもそもそんな微細な違いは気が付かないんですけど、そのこだわりが嬉しかったです。

ピンコロは面積が少ないので自分で施工予定でしたが、植木屋さんの話を聞いて大変そうだったのでお願いしました。特に水勾配を上手につけるのは、自分では無理だと思いました。サイズが違う石を上手に選んで、見た目ではまずわからないレベルで勾配をつける職人技を見学できて良かったです。

ミニキッチン・無印良品

事務所のミニキッチンは、サンワカンパニー×無印良品のです。toolboxのミニマルキッチンも良かったのですが、サイズが合いませんでした。

左側はトイレで、壁の上はガラスとなっています。